離乳食にまつわる話「今日はどんな食事を作ってあげたらいいのかしら?」 そして、いろいろと手をかけて離乳食を作る。 なんだか、最初の頃は気合も入って張り切っていたんだけど、そのうちだんだんおっくうになってくる。 たくさん食べてもくれないし、ママが頑張ったわりに食べてくれないこともある。 私にも経験があります。 いろいろ手をかけて作ったわりに食べてくれない。 食べてくれないから、なんだか張り合いもなくなって、作る気力も失せてくる。 私の長女の時もそんなでした。 でもね。。おばあちゃんがあげるものは良く食べましたね。 特別なものじゃないんですよ。 おばあちゃんのお茶碗の中のおすそ分けです。 うどんのくたくた煮や、味噌汁の中のジャガイモをつぶしたものなど。 そういうものはよく食べてくれたなぁ。。。。 ママのおっぱいを飲んでいると、ママの食べたものの味をおっぱいから味わうといいます。 ですから、あかちゃんはその家の味のしたものが好きなんですね。 特別に味をなくしたものなんて、食べない。 あまり塩辛いものや味の濃すぎるものはいけないでしょうが、その家の味でいいんじゃないでしょうか。 赤ちゃんだけ特別の味付けで、特別のメニューで。。なんて必要ないと思います。 私も、レトルト食品をいくつか試してみました。 でも食べてくれない。 「やっぱり。。。。」と思いました。 購入した時、きっと食べないだろうとは思ったんです。 味がまるでなく、「げッ」というくらいまずかったからです。 それでも、私は 「これは赤ちゃん用に作ってあるものだから、こんなまずいものでも 赤ちゃんなら食べるのかもしれないよね。犬が気持ちるい缶づめのフードをたべるように。」 なんて思っていたんです。 でも、やはり大人が食べてまずいものは、赤ちゃんにとってもまずいんですよね。 それからレトルトはやめにしました。 わが子の中で、レトルトを良く食べてくれたのはたったの1人。 (マッシュポテトとシチュー味の素材でした。) それ以外の子は、食べてくれませんでした。 それでほとんどは自家製。 でもほんとの手抜きです。 おばあちゃん風に食べさせただけでしたね。 でも、それをいちばんよろこんで食べてくれました。 その当時は、「手抜きママでいけないなあ」 なんて自己嫌悪に陥ったものでしたが、その後母乳のことを学んでいくにつれ、 「これが赤ちゃんにとってもありがたい方法だったんだわね」 と知りました。 <私がよく使ったもの> 味は、その日の汁物ををちょっと薄めたものをベースに使い、 その中に野菜やおかゆを入れて出来上がり。 ジャガイモなど、柔らかくなる素材はそのまま使い、 繊維のある野菜は、冷凍しておいて、使うときにおろし器ですりおろします。 子供たちはみんなこんなで大きくなってくれました。 2人め以降は、ほんとに手抜き。 でも、いろいろな食材で作ってあげることができましたよ。 柔らかく煮さえすれば、裏ごしなんていらない。 スプーンの背でつぶすだけでOKです。 スマートに「OOのxx味」なんていうレシピは作りませんでしたけれどね。ぶきっちょの私には、しゃれた料理はとんとダメです。 たいていは味噌汁や煮物の汁物がベースの味でした。 でも、こんなものをよく食べてくれたわが子たちです。 ジャンル別一覧
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